引き続き、スティーブ・ジョブズの自伝を読んでいます。
やはり面白いのは同じ年齢のスティーブ・ジョブズとビル・ゲイツの
戦いであり、考え方の違いだと思う。
最初、分があったのはスティーブ・ジョブズでスティーブ・ジョブズがApple IIを世に送りだしたとき、
ビル・ゲイツ率いるMicrosoft社は小さなソフトウェアカンパニーで、
その売上の半分がApple Computer向けだったという。
そしてスティーブ・ジョブズが去った後、
ビル・ゲイツはAppleのCEOジョン・スカリーに対して、
AppleのOSを積極的にライセンスして配布していくべきだと説く。
ビル・ゲイツはアップルがもっと配布されれば、自分のソフトウェアも売れるので、
それを狙ったわけである。
ジョン・スカリーはそのアドバイスを特に真剣にとらえることなく、
2、3社にライセンスを配布するだけだったという。
それに耐えかねたのかビル・ゲイツは自身のOSであるWindowsの開発に成功、
その配布により、Microsoftは大成功を収める。
Apple社は、自分たちの技術がコピーされたとしてMicrosoftを訴えるものの、
時すでに遅しでWindowsは市場を席巻する。
そして1997年にスティーブ・ジョブズが復帰。
彼が一番最初にしたことは、Mac OSを配布していた2、3社に対してすぐに取引を
終わらせたという。
それはジョブズ氏がキレたとか、そんな話ではなく、
ライセンスではアップルの素晴らしさを
深くユーザーに体験してもらえないと思い、
自身がハードウェアまで手掛けることにこだわり続けたのである。
ここにスティーブ・ジョブズのすごいところがあると思う。
ライセンスでボロ儲けするMicrosoftを見ても、
そのやり方では良いProductを提供できないとして、
そのやり方を否定し、垂直統合型のビジネスを進めて行って、
最終的にはその方法で成功したわけである。
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スティーブ・ジョブズの本スタンフォード大学でのスピーチ